エブリシングラリーとは

用語

エブリシング・ラリー(Everything Rally)」とは、ほぼすべての資産クラスが同時に値上がりしている相場状況を指す言葉です。通常、株式・債券・金・仮想通貨・コモディティなどは異なる動きをする傾向がありますが、それらが一斉に上昇する現象がまれに起こります。


【なぜ「エブリシング・ラリー」が起きるのか?】

主な要因は以下の通りです:

1. 金融緩和(低金利+資金供給)

  • 中央銀行(FRBや日銀など)が金利を下げたり、資産購入で資金を市場に供給すると、 → 投資家がリスク資産にお金を向ける。
  • これにより、株も債券も金も同時に上がるという通常では逆相関のはずの動きが共に上昇。

2. インフレ鈍化やソフトランディング期待

  • 景気後退せずにインフレだけが収まると市場は楽観モードに。
  • 株式は「成長期待」で上がり、債券も「利下げ期待」で買われ、金は「安全資産」としての価値で上がる。

3. 過剰流動性(カネ余り)

  • 投資先がなく、とにかく資産にお金が流れ込むと、どの資産も値上がりする。
  • 特にインデックスファンドやETFなどの「パッシブ投資」が流れを加速させる。

【過去の代表的な「エブリシング・ラリー」例】

年代内容
2020年後半コロナ後の金融緩和+財政出動により、株・債券・金・ビットコインが同時高
2023年末〜2024年初FRBの利下げ期待、AIブーム、ソフトランディング観測で米株・債券・金・仮想通貨が上昇
2025年3月現在(一部)米国の利下げ観測継続、インフレ沈静化期待、円安などが追い風となっている可能性も

【リスクや注意点】

  • エブリシング・ラリーは持続性が不透明で、反動が大きくなる可能性も高い
  • 「どの資産も割高」になると、どこかでバブル崩壊のような調整が起こる懸念。
  • また、実体経済と乖離した相場上昇である場合、地政学的リスクや景気指標次第で一気に崩れることも。

【まとめ】

項目内容
意味あらゆる資産クラスが同時に上昇する相場状況
原因金融緩和、利下げ期待、過剰流動性など
注意点バブル的な兆候や持続性の不透明さ

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