日本

高市政権が円安を容認する一方、なぜ米国は円を買ったのか

――成長のための円安と、金融危機を防ぐための円高高市政権が円安を容認すると考えられる一方、なぜ米国は円買い介入に動いたのか。一見すると矛盾しているように見える。しかし、両者は必ずしも対立しない。高市政権にとって望ましいのは、国内投資と名目G...
金融

マネーサプライが増え続ける世界で、為替発の金融危機は起こらないのか

世界のマネーサプライは、長期的には拡大を続けている。経済成長と信用創造が続く限り、世の中に存在する通貨の総量は複利的に増えていく。そのため、次のような見方がある。世界全体で通貨が増え続けている以上、為替変動によって株価が暴落し、金融危機に発...
税務会計

ふるさと納税の返礼品は一時所得、株主優待は雑所得――その違いとは

ふるさと納税の返礼品と株主優待は、どちらも現金以外の形で受け取る経済的利益です。しかし、税法上は次のように所得区分が異なります。受け取るもの所得区分基本的な性格ふるさと納税の返礼品一時所得自治体から臨時に受ける謝礼株主優待雑所得株式保有に基...
政府債務

日本政府の円安志向は明らかなのか

――ドーマー条件・インフレ・債務対GDP比から読み解く日本政府の円安志向は明らかなのか――ドーマー条件・インフレ・債務対GDP比から読み解く高市政権の経済政策を俯瞰すると、日本政府が少なくとも「円高よりも円安を許容しやすい政策体系」を採って...
財政

外為特会の利益は、どのように一般会計の財源になるのか

――外為特会と一般会計の円グラフから読み解く政府は、外国為替資金特別会計、いわゆる「外為特会」で生じた利益の一部を一般会計へ繰り入れ、政策経費などの財源に充てている。令和8年度(2026年度)の一般会計への繰入額は、約3兆1,301億円に達...
財政

日本の財政は本当に危機的なのか

――ドーマー条件から考える「経済成長率・実効金利・国の借金」日本の政府債務は巨額である。報道では、しばしば「国の借金は1,200兆円を超えた」と表現される。しかし、債務額が大きいだけで、直ちに財政が破綻するわけではない。重要なのは、政府債務...
金融

円安阻止か、埋蔵金の現金化か――財務省の為替介入を問う

財務省の為替介入は「円安対策」か「埋蔵金の現金化」か――外為特会の為替差益をめぐる弁証法「財務省の為替介入の目的は、円安抑制ではなく、為替差益による財源の確保である」この命題は、外国為替資金特別会計、いわゆる「外為特会」の構造を鋭く捉えてい...
日本

円安は日本経済を強くするのか、弱くするのか

――食料・エネルギー自給率から弁証法的に考える日本の食料自給率は、2024年度のカロリーベースで38%、エネルギー自給率は16.4%にすぎない。つまり、日本は食料の約6割、エネルギーの8割以上を、直接または間接的に海外へ依存している。このよ...
インデックス

ゴルカンの「現物なき金」は危険か

――利便性と信用リスクの矛盾を弁証法により論じる明治安田ゴールド/オール・カントリー株式戦略ファンド、通称「ゴルカン」は、世界株式と金を組み合わせ、市場局面に応じて配分を変更する投資信託である。しかし、ゴルカンが直接保有するのは金地金ではな...
インデックス

ゴルカンの「金」は本当に安全資産なのか

――現物なき金価格連動のリスクを弁証法により論じる明治安田ゴールド/オール・カントリー株式戦略ファンド、愛称「ゴルカン」は、世界株式と金を組み合わせ、相場環境に応じて金の配分を増減させる投資信託である。ただし、投資家が保有するのは金地金でも...