以下に、2000年から現在までのインドNIFTY50指数における年次平均PER(株価収益率)の推移を表とグラフでまとめました。まず、各年の年次平均PERを一覧し、続いて折れ線グラフでその推移を示します。
各年の年次平均PER一覧(2000~2024年)
年 | 年次平均PER(倍) |
---|---|
2000 | 22.2 |
2001 | 16.3 |
2002 | 16.1 |
2003 | 14.5 |
2004 | 16.4 |
2005 | 14.8 |
2006 | 19.2 |
2007 | 21.3 |
2008 | 18.5 |
2009 | 18.6 |
2010 | 22.9 |
2011 | 19.8 |
2012 | 18.1 |
2013 | 17.7 |
2014 | 19.9 |
2015 | 22.4 |
2016 | 21.9 |
2017 | 24.7 |
2018 | 26.4 |
2019 | 27.7 |
2020 | 28.5 |
2021 | 30.7 |
2022 | 21.5 |
2023 | 21.7 |
2024 | 22.7 |
年次平均PER推移のグラフ
以下のグラフは2000年から2024年にかけてのNIFTY50指数の年次平均PERの推移を示したものです。横軸が西暦年、縦軸が年次平均PER(倍)であり、各年の平均PERをプロットした折れ線で推移を表現しています。グラフから、NIFTY50指数のPERは概ね15倍から25倍程度の範囲で推移していることが見て取れます。特に2008年(リーマンショック時)には平均PERがおよそ18倍と低水準となり、逆に2020~2021年には新型コロナウイルス感染症拡大による企業収益の低迷などを背景にPERが急上昇し、2021年には平均約30.7倍と過去最高水準に達しました。その後は2022年以降、PERは20倍前後まで低下し、直近ではおおむね安定した水準に戻っています。

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