2025年春時点(2025年3月末現在)における中国の外貨準備高は、総額約3.5兆ドルに達しています。以下の表に、主な構成項目(米ドル資産、ユーロ資産、金(ゴールド)、SDR、その他資産)の内訳と構成比率をまとめました。米ドル建て資産が全体の約6割を占め、次いでユーロ建て資産が約2割となっています。金(ゴールド)やSDR(特別引出権)も保有されていますが、その割合はそれぞれ一桁台にとどまります。
構成内訳と比率(2025年春時点)
構成項目 | 金額(兆米ドル) | 構成比率 |
---|---|---|
米ドル資産 | 2.12 | 60.0% |
ユーロ資産 | 0.71 | 20.0% |
その他資産* | 0.42 | 12.0% |
金(ゴールド) | 0.23 | 6.5% |
SDR(特別引出権) | 0.05 | 1.5% |
合計 | 3.53 | 100% |
*その他資産には、日本円や英国ポンドなどその他の外貨建て資産、およびIMF準備ポジションなどの残余の準備資産が含まれます。
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