NUGT(Direxion 金鉱株2倍ブル)構成銘柄の国籍分布

NUGT はNY Arca Gold Miners Index(GDMNTR)の日次2倍ブル型ETFであり、その構成銘柄は世界各国の金鉱山会社で構成されています。最新のリバランス(2025年3月末時点)では、各社の本社所在地(または設立国)に基づき国籍を判定すると、以下のような国別ウェイトになっています。最大比率はカナダ勢であり、これはAgnico Eagle Mines(アグニコ・イーグル)やBarrick Gold(バリック・ゴールド)、Kinross Gold(キンロス・ゴールド)、Franco-Nevada(フランコ・ネバダ)、Wheaton Precious Metals(ウィートン・プレシャス・メタルズ)など複数の大手カナダ企業によるものです。米国勢は新興のNewmont Corporation(ニューモント、米国)などが主体で、次いでオーストラリア、南アフリカ、英国、中国と続きます。またペルー籍企業もわずかな割合を占めています。

基礎指数の国別比率

2025年3月末現在の NYSE Arca Gold Miners Index の国別構成比率は次の通りです。カナダ企業の占める割合が最も高く約53.9%、以下、米国が約16.5%、オーストラリア10.5%、南アフリカ7.3%、英国6.2%、中国4.6%、ペルー0.96%となっています。国籍の判定基準は、各銘柄の本社または設立国によっています。例えば英国割合にはAngloGold Ashanti(アングロゴールド・アシャンティ、登記上イギリス)が含まれ、南アフリカ割合にはGold Fields(ゴールド・フィールド、南アフリカ)が含まれます。ペルー割合はBuenaventura(ブエナベンツラ、ペルー)などが挙げられます。

(各国比率の合計は100%になるよう調整されています)

要点まとめ

  • カナダ企業が過半数:全構成比の約53.9%を占める。主な企業はAgnico Eagle Mines、Barrick Gold、Kinross Gold、Franco-Nevada、Wheaton Precious Metalsなど。
  • 米国企業が次点:約16.5%。代表例はNewmont Corporationなど。
  • オーストラリア約10.5%:Northern Star Resources(ノーザン・スター)などが含まれる。
  • 南アフリカ約7.3%:Gold Fieldsなど南アフリカ企業。
  • 英国約6.2%:AngloGold Ashanti(英登記)など。
  • 中国約4.6%:Zijin Mining(紫金鉱業)など。
  • ペルー約0.96%:Buenaventuraなどペルー企業。各社の本社所在地に基づき国籍を判定し、最新リバランス後の比率を算出。

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