1. メモリ(RAM:Random Access Memory)の役割
- 一時的な作業台
メモリは、PCが動作中に必要なデータやプログラムを一時的に置く場所です。 - 特徴
- 電源を切るとデータは消える(揮発性)
- 容量が大きいほど同時に多くの作業を快適にこなせる
- 動画編集や3Dレンダリング、複数のアプリを同時に動かす場合は重要
- 料理の例
→ キッチンの「作業台」の広さ。台が広ければ材料や調理器具をたくさん置いて、同時並行で作業できる。
2. ストレージ(HDDやSSD)の役割
- 長期保存用の倉庫
ストレージは、OSやアプリ、写真、動画、ドキュメントなどを長期的に保存する場所です。 - 特徴
- 電源を切ってもデータは消えない(不揮発性)
- 容量が大きいほど多くのファイルを保存できる
- SSDはHDDより読み書きが速く、PC全体の動作がキビキビする
- 料理の例
→ キッチンの「冷蔵庫や食品庫」。材料(データ)を保存しておき、必要なときに作業台(メモリ)へ出して使う。
3. メモリとストレージの関係
- データはストレージ → メモリ → CPUの順で使われる
- メモリが不足すると、PCはストレージの一部を仮想メモリとして使うため、動作が遅くなる
- ストレージがSSDだと、仮想メモリ利用時も比較的速い
4. 目安
- 動画編集や画像処理
- メモリ:16GB以上(可能なら32GB)
- ストレージ:SSD 512GB以上(動画用に外付けSSDを追加するのも良い)
- ネットや文書作成が中心
- メモリ:8GB
- ストレージ:SSD 256〜512GB
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