「ads.txt 不明」とは
- Google AdSenseのダッシュボードで、サイトのads.txtファイルが正しく確認できていない状態を指します。
- ads.txtが検出されないと広告収益に影響が出る可能性があるため、速やかな対処が必要です。
ads.txtファイルの設置状況を確認する方法
- ブラウザで「https://あなたのドメイン/ads.txt」にアクセスして、ファイルの存在と内容を確認します。
- 表示されない場合はファイルが設置されていない可能性があります。空白や文字化けも確認してください。
WordPressでの設置方法
方法1:FTPやサーバーで手動アップロード
- AdSense管理画面の通知からads.txtの内容をコピーします(例:
google.com, pub-xxxxxxxxxxxxxxxx, DIRECT, f08c47fec0942fa0
)。 - テキストエディタでads.txtファイルを作成し、コピーした内容を保存します。
- 作成したads.txtをサイトのルートディレクトリ(ドメイン直下)にアップロードします。
- ブラウザで再度「https://あなたのドメイン/ads.txt」にアクセスして、内容が表示されることを確認します。
方法2:プラグインを利用する
- WordPress管理画面からads.txt編集機能を持つプラグイン(例:Ads.txt Managerなど)をインストールし、有効化します。
- プラグイン設定画面でads.txtの内容を貼り付け、保存します。
- ブラウザで「https://あなたのドメイン/ads.txt」にアクセスして、表示を確認します。
- 一部のテーマや広告管理プラグイン(CocoonやAdvanced Adsなど)にもads.txt編集機能がある場合があります。
推奨されるads.txtの内容(AdSenseの場合)
google.com, pub-あなたのID, DIRECT, f08c47fec0942fa0
pub-あなたのID
はAdSenseアカウントのパブリッシャーIDです。- 通常はAdSense管理画面の警告に表示されているコードをそのまま使用します。
反映されるまでの期間
- ads.txtを設置した直後にステータスが更新されるとは限りません。
- 通常数日から長くて数週間ほどでAdSenseダッシュボードの「不明」表示が解消されます。
解決しない場合のチェックポイント
- ファイル名が正しく「ads.txt」となっているか、小文字の間違いがないか。
- 設置場所がドメイン直下にあるか(サブディレクトリでは無効)。
- パブリッシャーIDや形式に誤りがないかを確認します。
- サーバーのキャッシュやCDNを利用している場合はキャッシュをクリアするのも有効です。
- 複数のサイトを運営している場合、すべてのドメインにads.txtを設置する必要があります。
以上の手順を実行すれば、WordPressサイトでAdSenseの「ads.txt 不明」表示を解消できます。何か不明点があればお知らせください。
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