GLDはあってUGLはない:日本市場における金ETF取扱いの非対称性

米国のレバレッジ型金ETF「ProShares Ultra Gold(UGL)」は日本の大手ネット証券では取り扱いが少なく、多くの証券会社では米国上場の金ETFとして「GLD」「IAU」などの一般型商品しか取り扱っていません。2026年1月現在、UGLなどのレバレッジ系ETN(ETF)の取扱いが確認できたネット証券は以下の2社だけです。

証券会社取扱形態具体的な内容
moomoo証券米国ETFの現物取引日本でも利用できる新しいネット証券で、米国株・ETFを約7,000銘柄取り扱っており、ProShares Ultra Gold(UGL)のリアルタイムチャートを掲載しています。UGLのページでは株価や出来高、オプション取引の案内があり、UGLが取引対象になっていることが示されています。
IG証券CFD(差金決済取引)IG証券は国内外12,000銘柄以上の株式CFDを提供しています。UGLは「UGL.P」というコードで商品CFDとして提供されており、最低取引数量や維持証拠金率などの条件が案内されています。IG証券はCFD形式のため、実物のETFを保有するわけではありませんが、UGLの価格変動を利用したトレードが可能です。

他の大手ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、GMOクリック証券、松井証券など)はレバレッジ型商品や商品系ETNの扱いが限定的であり、2023年の楽天証券の新規追加ETFでもUGLは含まれていません。GMOクリック証券のETF・ETN取扱銘柄一覧も国内上場の金連動ETFばかりで、UGLは検索しても出てきません。したがって、日本のネット証券でUGLのようなレバレッジ型金ETF・ETNを売買できるのは、米国ETFを現物で扱うmoomoo証券、またはCFD取引として扱うIG証券に限られるのが現状です。

まとめ
日本のネット証券でレバレッジ型金ETF「UGL」などを直接購入できる会社はほとんどなく、2026年時点では米国ETFを扱うmoomoo証券と、CFDとして提供するIG証券の2社に限られます。他の主要ネット証券は一般的な金ETF(GLDなど)を扱うものの、UGLのようなレバレッジ型商品は取り扱っていません。

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