2026-01

投資

同じ金を見て、なぜここまで違うのか:GLDとGDXの周期的乖離

背景添付されたチャートは、金地金に連動するETF GLD(青線)と金鉱株ETF GDX(赤いローソク足)の長期パフォーマンスを示しています。2013年以降、GDXはGLDに比べて低迷が続きましたが、2024年後半から急騰し、2025年にはG...
税務会計

通常性と例外性の弁証法:経常損益・特別損益の峻別基準

経常損益と特別損益の基本概念**経常損益(経常利益)**は、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益に、受取利息や支払利息などの「営業外損益」を加減して求める利益である。企業が普段行っている営業活動や、その延長線上で継続的に発...
税務会計

投資有価証券売却損益は経常か特別か

一般的に「経常損益」は本業に付随して継続的に発生する損益を表し、投資有価証券のような長期保有目的の資産の売却は通常業務とは関係のない突発的取引に該当するため、基本要領の例示では投資有価証券の売却益・売却損は「特別利益」「特別損失」として経常...
税務会計

その他有価証券と投資有価証券の混同を解く:会計目的とB/S表示

はじめに企業が保有する株式や債券などの有価証券は、保有目的や保有期間によって複数の区分に分類されます。「その他有価証券」と「投資有価証券」は名称が似ているため混同されがちですが、それぞれ異なる概念です。前者は金融商品会計における保有目的によ...
政治経済

非介入の宣言とレートチェック:ドル政策の二重構造

問題の概要 – ベッセント米財務長官は2026年1月末のインタビューで、ドル売り・円買い介入を「絶対にない」と否定し、トランプ政権下でも強いドル政策を維持していると強調しました。一方で米ニューヨーク連銀が円高誘導の「レートチェック」を行った...
未分類

ハト派FRB議長観測が招いた金5,500ドル時代の到来

金価格が1トロイオンス当たり5,500ドル台に乗せた背景には、市場が米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事や米国の金融政策を巡る思惑を強く意識していることがある。ブルームバーグによると、1月28日の取引で金は1オンス当たり5,500ドルを超...
政治経済

脱ドル化の幻想と現実:「金>債務」が示す紙の約束の限界

国際的な外貨準備において金がドル建て国債を上回り、市場関係者の間では「脱ドル化」と捉えられる動きが注目されています。2025年末から2026年にかけて金価格は急騰し、中央銀行は年間1,000トンを超える買い越しを続けました。金の外貨準備に占...
政治経済

安全資産ゴールドを軸にした香港の地政学的賭け

香港が世界的な金取引の中心地になろうとしている背景には、史上最高値を更新する金価格とアジアの需要の高まりがあります。金は安全資産としての需要が高まり、米国の利下げ期待や地政学的緊張が金相場を押し上げています。香港政府は上海黄金交易所と協力し...
政治経済

暗号資産と金の融合が揺さぶる通貨秩序

テザーは安定価値を保証するステーブルコインの発行者でありながら、2026年1月の報道によると過去1年間に70トン超の金を購入し、保有量は約140トン、価値は約240億ドルに達しています。同社の最高経営責任者パオロ・アルドイノ氏は今後数か月間...
税務会計

会計上の「トレーディング」とは何か:短期売買目的の本質

会計上の「トレーディング」とは、単に「持っている資産をすぐ売ること」ではなく、短期的な価格変動で利益を得ることを目的として有価証券を売買する業務を指します。この目的を満たすために、同じ銘柄を短い期間で何度も売買し、その差額を積み重ねて利益を...