土地の広さを調べる主な方法は次の通りです。
①【登記簿謄本(全部事項証明書)を取得する】
- 方法:
- 法務局窓口またはオンラインの『登記情報提供サービス』で取得。
- 特徴:
- 正式な登記上の面積(㎡)が正確に記載されている。
- 手数料がかかるが、最も正確で公的な情報。
②【固定資産税納税通知書を確認する】
- 方法:
- 毎年、役所から所有者に送付される『固定資産税納税通知書』を見る。
- 特徴:
- 所有者の場合は簡単かつ無料。
- 登記簿とほぼ同じ正確な面積情報が記載されている。
③【公図を取得して確認する】
- 方法:
- 法務局やオンライン(登記情報提供サービス)で『公図』を閲覧。
- 特徴:
- 土地の区画と境界を視覚的に確認できる。
- 面積そのものは記載されていないため、別途計測が必要になる。
④【市区町村役所の土地台帳を閲覧する】
- 方法:
- 市区町村役所に出向き、『土地台帳』を閲覧(所有者や利害関係者のみ閲覧可能な場合あり)。
- 特徴:
- 固定資産税課税のために作成された土地情報が掲載されており、面積が確認できる。
⑤【GIS(地理情報システム)サービスを活用する】
- 方法:
- 自治体提供のオンライン地図(GIS)で土地の形状・面積を確認(対応自治体のみ)。
- 特徴:
- 簡単にオンラインで面積概算が可能。
- 登記簿ほどの精度はない場合が多く、参考程度の活用向き。
【おすすめの手順】
- まず登記簿謄本を取得(最も正確かつ公的)。
- 自宅所有地ならば固定資産税通知書でも手軽に確認可能。
- 大まかな確認・比較なら自治体のGISやオンライン地図で概算可能。
要約
土地の広さは、法務局発行の登記簿謄本(全部事項証明書)または固定資産税納税通知書で正確に確認できる。公図やGISサービスでもおおよその面積を把握可能だが、公式の正確な情報は登記簿が最も確実である。
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