各有料プラン(Pro、Pro+、Premium)の料金および主要な機能の違いを以下の表にまとめます。
項目 | Pro | Pro+ | Premium |
---|---|---|---|
月額料金(円) | 約2,100円 | 約4,300円 | 約8,600円 |
年額料金(円) | 約22,200円 | 約42,800円 | 約85,700円 |
同時表示チャート数 | 2つ | 4つ | 8つ |
1チャートあたりのインジケーター数 | 5つ | 10個 | 25個 |
アラート数(同時設定可能) | 20個 | 100個 | 400個 |
カスタムインジケーター利用 | 可能 | 可能 | 可能 |
広告表示 | なし | なし | なし |
データ更新頻度 | リアルタイム(高速) | リアルタイム(高速) | リアルタイム(高速) |
同時利用デバイス数 | 1台 | 2台 | 5台 |
その他主要な制限/特典 | チャートレイアウト保存数:5個 | チャートレイアウト保存数:10個 | チャートレイアウト保存数:無制限、優先サポートあり、秒足・ティックチャート対応 |
日本の利用者向けポイント
TradingViewの有料プランはいずれも広告非表示となり、Pineスクリプトによる自作インジケーターの利用を含め主要機能が開放されます。違いは主にチャート分割数やインジケーター表示数、設定できるアラート数など機能上限の規模にあります。例えば、より多くの銘柄や時間軸を同時表示したければPro+以上、数百種類ものアラートや秒足チャートなど高度な分析を必要とする場合はPremiumが適しています。料金は年払いにすると約16%割引(2ヶ月分無料相当)になりお得です。また、日本ではブラックフライデーやサマーセール時に半額になるキャンペーンが毎年実施される傾向があるため、タイミングを合わせて契約すると割安です。さらに国内の証券会社・FX業者(例:OANDA JapanやみんなのFXなど)では、取引サービス内でTradingViewの有料プラン相当の機能を無料で利用できるケースもあり、日本のユーザーはこうした選択肢も検討できます。
TradingViewにおける「アラート(Alert)」とは、特定の銘柄の価格や指標(インジケーター)が設定した条件を満たした際に、ユーザーに自動的に通知する機能です。
例えば次のようなケースで利用します:
- 価格が一定の水準に達したとき(例:株価が500円を超えたら通知)
- インジケーターが特定の条件を満たしたとき(例:RSIが30以下になったら通知)
- 出来高が特定水準を超えたとき
通知方法としては、
- メール通知
- スマートフォンのプッシュ通知
- デスクトップ画面の通知音・ポップアップ通知
などがあります。
この機能を使うことで、常にチャートを監視しなくても重要な市場の動きを即座に把握できるため、効率的なトレードやリスク管理に役立ちます。
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