SBI証券PCサイトでの米国株「逆指値注文（ストップ注文）」設定方法

逆指値注文とは？
米国株の逆指値注文を設定する手順（PCサイト）
手順の要約

逆指値注文とは？

逆指値注文（ストップ注文）とは、通常の指値注文とは逆の発想で価格条件を指定する注文方法です。具体的には、売り注文の場合「〇〇ドルまで株価が下落したら売る」、買い注文の場合「△△ドルまで株価が上昇したら買う」という条件で発注されますsbisec.co.jp。あらかじめ設定した参照価格（トリガー価格）に到達した時点で、自動的に市場へ注文が発動される仕組みです。逆指値注文を活用することで、株価急変時に損失を限定したり、ブレイクアウト狙いの買い注文を仕掛けたりといったリスク管理・戦略的な取引が可能になります。

米国株の逆指値注文を設定する手順（PCサイト）

SBI証券のPCサイト上で米国株の逆指値注文を発注するには、以下の手順に沿って操作します。

外国株取引サイトにログインする: SBI証券のウェブサイトにログイン後、画面右側のメニュー「取引と口座開設」から「外国株式取引」ボタンをクリックします。すると、外国株式専用の取引画面である「外貨建商品取引サイト」が別ウィンドウで立ち上がりますsearch.sbisec.co.jp。※米国株の取引には事前に外国株取引口座の開設が必要です。
米国株の注文入力画面を開く: 外貨建商品取引サイト上部の「取引」タブをクリックし、取引する市場として「米国」を選択しますsearch.sbisec.co.jp。これにより米国株式の注文入力画面（現物取引）が表示されます。ここで逆指値注文を発注したい米国株の銘柄を指定します。銘柄のティッカーコード（または名称）を入力し、該当の銘柄を選択してください（例：Apple社なら「AAPL」など）。
注文の基本情報を入力する: 注文画面にて以下の情報を入力します。
- 取引種類（売買区分）: 「買付」（買い注文）または「売却」（売り注文）のいずれかを選択します。
- 数量（株数）: 発注したい株数を入力します（単元未満株は扱えないため1株単位）search.sbisec.co.jp。
価格の指定方法を選択する: 「価格の指定方法」または「注文の種類」を選択するプルダウンで、注文タイプを「逆指値」に変更しますsearch.sbisec.co.jp（初期値は指値または成行になっています）。選択後、価格入力欄が**「参照価格」と「注文価格」**の2つに分かれます。
参照価格と注文価格を入力する: 逆指値注文では参照価格と注文価格の二つを指定しますsearch.sbisec.co.jp。
- 参照価格: トリガーとなる価格を入力します。ここで設定した「注文する銘柄の株価があらかじめ指定した価格search.sbisec.co.jp」に達すると注文が発動します（売り注文の場合はこの価格「以下」で発動、買い注文の場合はこの価格「以上」で発動）。
- 注文価格: 発動後に市場へ出す注文の価格を入力します。**指値（リミット価格）**として具体的な価格を指定することも、成行（マーケット）で発注することも可能ですsearch.sbisec.co.jp。成行指定にする場合、価格欄に「成行」と入力または成行オプションを選択します（指定方法は画面の案内に従います）。指値指定にする場合は希望する価格を入力します。
注文有効期限（期間）を指定する: 必要に応じて注文の有効期間を設定します。デフォルトでは「当日中」の有効ですが、「期間指定」のチェックボックスやカレンダー入力を利用して最大90現地営業日先まで有効期限を延長することが可能ですprtimes.jp（例：発注日から最長約3か月先まで有効にできる）。期間指定を利用すると、参照価格に到達しない限り注文が自動繰越され、指定した最終日まで有効となりますprtimes.jp。逆に参照価格に到達して市場に発注された後は、当日のみ有効で翌営業日以降へは繰り越されませんsbisec.co.jp。（※期間指定しない場合、注文は当日立会時間終了時点で失効します。）
預り区分と決済方法を選択する: 続いて預り区分（口座区分）を選択します。特定口座・一般口座のどちらで保有するか、またNISA枠を利用する場合は「NISA預り」を指定します。
また決済方法（通貨区分）も選択しますsearch.sbisec.co.jp。米国株は円貨決済（日本円で支払い）か外貨決済（米ドルで支払い）のいずれかを選べます。ドルで決済する場合は事前に米ドルを買付・入金しておく必要があります。円貨決済の場合は注文時に円を自動でドル転して約定しますsearch.sbisec.co.jp。ご自身の資金状況に応じて選択してください。
取引パスワードを入力して注文発注: 注文内容を確認し、最後に取引パスワード（注文発注用パスワード）を入力しますsearch.sbisec.co.jp。入力が完了したら画面の「確認」ボタンをクリックし、内容に問題がなければ「発注する」ボタンを押して注文を確定しますsearch.sbisec.co.jp。これで逆指値注文の設定は完了です。発注後は「注文照会」画面で注文状況を確認できます。参照価格に達するまでは注文が待機状態（発動待ち）となり、条件を満たした時点で実際の売買注文が市場に発注されます。無事発動・約定すると約定照会（約定履歴）画面に反映されます。

▼関連リンク： 米国株式の逆指値注文機能に関するSBI証券からのお知らせ（公式サイト）prtimes.jp

手順の要約

ログイン後、外国株式取引サイトを起動 – SBI証券サイトにログインし、「外国株式取引」ボタンから外貨建商品取引サイトを開くsearch.sbisec.co.jp。
米国株の注文画面を表示 – 外貨建商品取引サイトで「取引」タブ→「米国」を選択し、米国株式の注文入力画面を開くsearch.sbisec.co.jp。
銘柄と取引内容を入力 – 買付/売却を指定し、銘柄ティッカーと株数を入力する。
価格条件で「逆指値」を選択 – 参照価格（トリガー価格）と注文価格（指値または成行）を設定するsearch.sbisec.co.jp。
有効期間などを設定し発注 – 注文の有効期間（当日～最長90営業日）、預り区分、決済方法を指定し、取引パスワード入力後に注文を発注する。search.sbisec.co.jp prtimes.jp