Ken Kurahashi

税務会計

投資有価証券売却益の表示区分と弥生会計での処理対応

有価証券売却益の営業外収益・特別利益区分基準経常性や重要性、発生頻度に基づく区分: 中小企業の会計指針では、企業の本業以外で発生する有価証券売却益を「経常的(継続的)かつ重要性が低いもの」か「臨時的・偶発的で重要性が高いもの」かで損益計算書...
政治経済

アベノミクス後の日本経済思想:サナエノミクスの可能性と限界

1. 史的・概念的背景高市政権の経済政策「サナエノミクス」は、インフレ局面に合わせて、従来の数量拡大型成長から付加価値創造型成長への転換を狙うものです。令和7年度補正予算では、防衛力強化やサプライチェーン強靭化、先端技術への集中投資など、危...
個別銘柄

UGLを扱う日本の証券会社と扱わない証券会社

はじめに米国市場には、金価格の前日比変動率の2倍を目指すレバレッジ型のETN「ProShares Ultra Gold (UGL)」が上場しています。UGLはブルームバーグ・ゴールド・サブインデックスに連動し、少額の資金で金へレバレッジ投資...
投資

法人でmoomoo証券を使うには?口座開設の流れと必要書類を整理する

申込対象申込できるのは、日本国内で商業登記されている法人(株式会社、有限会社、合同会社、合資会社など)で、本店所在地で郵便物の受け取りが可能な会社に限られます。非課税法人(学校法人、宗教法人など)は対象外です。原則として最低入金額は1,00...
投資

同じ金を見て、なぜここまで違うのか:GLDとGDXの周期的乖離

背景添付されたチャートは、金地金に連動するETF GLD(青線)と金鉱株ETF GDX(赤いローソク足)の長期パフォーマンスを示しています。2013年以降、GDXはGLDに比べて低迷が続きましたが、2024年後半から急騰し、2025年にはG...
税務会計

通常性と例外性の弁証法:経常損益・特別損益の峻別基準

経常損益と特別損益の基本概念**経常損益(経常利益)**は、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益に、受取利息や支払利息などの「営業外損益」を加減して求める利益である。企業が普段行っている営業活動や、その延長線上で継続的に発...
税務会計

その他有価証券と投資有価証券の混同を解く:会計目的とB/S表示

はじめに企業が保有する株式や債券などの有価証券は、保有目的や保有期間によって複数の区分に分類されます。「その他有価証券」と「投資有価証券」は名称が似ているため混同されがちですが、それぞれ異なる概念です。前者は金融商品会計における保有目的によ...
政治経済

暗号資産と金の融合が揺さぶる通貨秩序

テザーは安定価値を保証するステーブルコインの発行者でありながら、2026年1月の報道によると過去1年間に70トン超の金を購入し、保有量は約140トン、価値は約240億ドルに達しています。同社の最高経営責任者パオロ・アルドイノ氏は今後数か月間...
税務会計

会計上の「トレーディング」とは何か:短期売買目的の本質

会計上の「トレーディング」とは、単に「持っている資産をすぐ売ること」ではなく、短期的な価格変動で利益を得ることを目的として有価証券を売買する業務を指します。この目的を満たすために、同じ銘柄を短い期間で何度も売買し、その差額を積み重ねて利益を...
税務会計

資産管理会社でも変わらない:長期保有有価証券は「売上」にならない理由

法人税法では損益計算の際に「収益に対応する費用のみを損金として認める」という基本原則があり、商品の販売や工事収入に対応する原価(仕入や製造原価など)を当期収益から控除する扱いが示されています。この法令には「売上高」の明文定義はないものの、企...