2026-01

税務会計

なぜ別表4で事業税をいじるのか:法人事業税調整の論理

テーゼ(基本的な考え方)法人事業税は道府県が課す地方税であり、法人税や住民税とともに「法人税等」に含まれます。会計上では期中に納付した事業税を費用として計上しますが、法人税の別表4では、税務上の所得金額を算出するために「損金算入のタイミング...
税務会計

青色申告法人の実効税率:国税と地方税の構造を読み解く

青色申告法人とは日本の法人税申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があります。青色申告は複式簿記で帳簿を作成・保存し、税務署の承認を受けた法人だけが選択できる制度です。青色申告法人は税率そのものが変わるわけではありませんが、税制上の特典...
税務会計

最大10口座時代のeLTAX:ダイレクト納付口座設定

登録できる口座数の上限現在は最大10口座まで登録可能。eLTAXは共通納税開始当初(2019年頃)まで3口座が上限でしたが、2022年のシステム改修で10口座に拡大されました。登録可能な口座数は利用者ID単位で管理されます。限度の10口座に...
税務会計

e-Taxダイレクト納付における複数口座登録

e‑Taxのダイレクト納付は、申告データを送信したあとに預貯金口座から税額を引き落とす電子納税手続です。2018年1月4日からは納付時に利用する口座を選択できるようになり、税目ごとに異なる口座を使い分けられるようになりました。以下では、この...
政治経済

ベナー周期という予言:魅力と限界

2025年末時点で米国債の外国保有残高は約9兆3,550億ドルに達し、外国勢が米国の財政赤字の重要な資金源となっている。同年11月の主要保有国とその特徴は以下の通り。順位国・地域保有額(十億ドル)特徴1日本1,202.6経常黒字と円高回避の...
政治経済

金/S&P比率は何を語るのか:歴史的低水準の意味

背景金融環境の急激な変化により、株式と債券のバランス型ポートフォリオ(一般的には米国株と米国債を50対50あるいは60対40で組み合わせたもの)のリターンが低迷する一方、金の価格は2025年に史上最高値を更新した。提示された図表では、197...
政治経済

政治圧力下の金融政策:FRBはなぜ利下げを拒むのか

問題の背景2026年1月27〜28日に予定されているFOMCでは、政策金利を3.50〜3.75%に据え置くとの観測が広がっています。背景には、米国経済が強い成長を続け、インフレ率も目標値を上回っているため利下げの必要性が薄いことが挙げられま...
投資

資本はどこに集まるのか:世界最大ファンド運用資産ランキング

以下は2024年末時点での世界の主要運用会社(資産運用ファンド)の運用資産残高(AUM)を多い順に並べたものです。いずれも公表資料や専門機関の調査に基づく概算であり、金額は兆米ドル(USD)の目安です。順位運用会社(ファンド)運用資産残高の...
個別銘柄

UGLの信用はどこに依拠するのか

テーゼ(発行主体の信用度を高く評価する論点)規制と実績による信頼性 – UGLはプロシェアーズ・トラストIIが運営する商品であり、同信託のスポンサーは米商品先物取引委員会(CFTC)に商品プールオペレーターとして登録し、全米先物協会(NFA...
個別銘柄

なぜmoomooはUGLを扱うのか:差別化戦略と高リスク商品

テーゼ(UGL取り扱いの肯定的理由)差別化戦略と顧客ニーズへの対応 – moomoo証券は日本の他社にはない幅広い米国株の取扱いや24時間取引、1ドルからの小口売買などを武器に、自己判断で積極的に取引する投資家層を取り込んでいる。既存のオン...