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純金上場信託(1540)の基準価額と取引所価格の乖離

背景2025年秋、東京証券取引所に上場する「純金上場信託(現物国内保管型)」(銘柄コード1540)が基準価額(1口当たり純資産額)に対して10%を超えるプレミアムで取引される事態が続き、東証は10月16日時点で基準価額19,604.9円に対...
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見えない敗者の法則

テーゼ:成功だけを見て語る世界の誘惑現代社会では、成功者の物語が過剰に称えられる。ガレージから起業したアップルやアマゾンのような伝説は、「努力すれば誰でも成功できる」という幻想を強化する。しかし、成功例だけを集めて一般化することは、帰還した...
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金の「ミーム株化」

2025年の米国株式市場では、金や銀までもが「新しいミーム株」と呼ばれました。かつて安全資産の代表格とされた金が、Redditのr/WallStreetBetsなどで最も話題の銘柄となり、オプション取引や短期的な資金フローによって価格が乱高...
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ニクソンショックから半世紀

グラフは、ニクソンショック翌月(1971年8月)から2025年10月16日までの米ドル建て金価格の月次推移です。データは、ワールド・ゴールド・カウンシルと世界銀行の歴史的記録をティモシー・グリーン氏がまとめた「Gold Prices」データ...
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貴金属相場の行方

テーゼ(肯定的な視点)— 上昇継続を支える要因2025年に入ってから金・銀・プラチナは歴史的な高値を更新し、貴金属全体に強い上昇圧力がかかっている。金は10月に初めてトロイオンス当たり4,000ドルを突破し、年初来50%以上の上昇を見せた。...
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米国株式投資において為替は関係ない

はじめに日本で米国株に投資する場合、ドル建て資産を日本円に換算する必要があるため為替レートの変動は避けて通れません。米国株が大きく上昇しても、売却時に円高になれば利得が目減りするし、逆に米株が横ばいでも円安が進めば円建てのリターンは膨らみま...
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対中関税ショックと市場変動期における投資戦略

弁証法的考察テーゼ(主張)10月10日(金)に米国の大統領が対中関税の大幅引き上げを示唆するツイートを発したことで、米国株式市場が急落した。特にナスダックや半導体関連株が大幅安となり、景気敏感なコモディティも軒並み下落する一方、生活必需品や...
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市場民主化と投機的熱狂の相克

テーゼ:トレーディングの民主化と利便性向上アクセスの民主化1990年代後半のECN登場や2000年代以降のスマートフォン普及により、個人投資家でも機関投資家とほぼ同じツールでリアルタイム取引が可能になった。ワールド・エコノミック・フォーラム...
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米中対立下の市場調整と利下げ期待が交錯する2025年秋の投資環境

1. テーゼ:リスクシフトと市場の過熱株式市場の調整:米中貿易戦争再燃懸念などを背景に米主要3指数が大きく下落。S&P500やナスダック総合が21日移動平均線を割り込み、ダウ平均は50日線も下回りました。これは景気後退や企業収益悪化の可能性...
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株式投資と「安く買って高く売る」という原則

株式投資の利益は、割安な株を仕入れて割高な価格で売却することで得られます。岡三証券の初心者向け解説でも「株式投資の基本は、『安く買って高く売る』ことです」と明記され、株価が安いかどうかは将来の成長可能性や割安感の2つの観点から判断すべきだと...