税務会計

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税理士試験・所得税法の理論問題で参照すべき資料

―「理論暗記」と「実務的法解釈」の弁証法―結論過去の試験委員による「出題のポイント」を通覧すると、所得税法の理論問題で求められているのは、単なる理論教材の暗記ではない。求められる資料は、次の三層に整理できる。所得税法・租税特別措置法などの法...
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居住用財産を譲渡した場合の3,000万円特別控除

個人が自宅(マイホーム)を売却した場合、一定の要件を満たせば、譲渡所得から最高3,000万円を控除できる制度です(租税特別措置法35条)。所有期間が5年以下でも利用でき、所得制限もありません。国税庁「マイホームを売ったときの特例」1.税額の...
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相続税の税務調査は「配偶者控除の後」に狙われるのか

結論「配偶者の税額軽減を使うと税務調査に狙われる」という表現は、厳密には正しくない。税務署が選定するのは、特例を使った申告そのものではなく、本来は多額の相続財産があるのに、配偶者の税額軽減によって納税額が極端に少なくなっている申告のうち、預...
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消費税と物品税の差異

――「広く薄い公平」と「選択的な公平」の弁証法結論消費税と物品税は、いずれも消費行為に着目する間接税である。しかし、その公平観は正反対である。消費税:何を買ったかを原則として問わず、消費一般に広く負担を求める物品税:何を買ったかを重視し、奢...
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所得税法51条・63条・64条の解説

この3条は、いずれも「後から損失や回収不能が発生した場合、どの年分の所得を、どのように減額するか」を定める規定である。ただし、役割は明確に異なる。条文基本的な役割修正する年分51条事業継続中の資産損失・貸倒損失損失・貸倒れが確定した年63条...
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非上場株式評価の簡素化は「税務の民主化」か「評価の粗雑化」か

結論国税庁が検討している純資産価額方式の見直しは、非上場株式評価を専門家だけの「職人芸」から、納税者にも予測可能な制度へ変える可能性がある。しかし、簡素化とは、土地評価を瞬時に終わらせることではなく、重要性の低い精密計算を省き、重要性の高い...
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ひとり税理士は「個人・資産税特化」と「法人総合型」のどちらが無難か

結論ひとり税理士として無難なのは、個人所得税・資産税を中心とし、法人は「単純な小規模法人」に限定して受任する形である。法人を全面的に避ける必要はないが、法人顧問を増やすと、法人税だけでなく、消費税・源泉所得税・年末調整・社会保険・役員報酬・...
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青色申告特別控除「65万円」と「75万円」の違い

結論75万円控除は、65万円控除の要件に加えて、帳簿・証憑を高度に電子化している事業者に10万円を上乗せする制度です。ただし、75万円控除は現時点ではまだ適用されず、令和9年分(2027年分)の所得税から適用されます。最初の申告は原則として...
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輸入取引に係る消費税――輸入時の納付から仕入税額控除まで

結論外国から商品を購入した場合、消費税は海外の売主ではなく、原則として商品を保税地域から引き取る輸入者が税関に納付します。これが「輸入消費税」です。事業者が一般課税を採用している場合、税関に納めた輸入消費税は、原則として消費税申告時に仕入税...
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消費税の取引区分――課税・免税・非課税・不課税の違い

全体像消費税の課税対象になるのは、原則として次の2種類です。国内取引輸入取引国外で完結する取引は、日本の消費税の対象外です。1.国内取引国内取引は、まず次のように分かれます。①「資産の譲渡等」に該当する取引「資産の譲渡等」とは、事業として対...