PPIは企業の販売価格、CPIは消費者の購入価格、PCE物価指数は家計の幅広い消費に関する価格変動を示す。対象範囲や計算方法の違いを整理し、FRBがPCEを重視する理由や、企業側の値上がりが家計に波及する仕組みを解説する。
| 指標 | 日本語名 | 何の価格を測るか | 主な注目点 |
|---|---|---|---|
| PPI | 生産者物価指数 | 企業が販売する財・サービスの価格 | 企業側の物価動向 |
| CPI | 消費者物価指数 | 消費者が購入する財・サービスの価格 | 家計が直面する物価上昇 |
| PCE物価指数 | 個人消費支出物価指数 | 家計の消費に関する幅広い財・サービスの価格 | FRBが物価目標の判断に使う指標 |
PPIとCPIの違いは、価格を見る段階です。企業の販売価格が上がり、その上昇分が消費者に転嫁されれば、CPIの上昇につながります。ただし、企業が利益を削って吸収する場合もあり、必ず連動するわけではありません。
CPIとPCEの違いは、対象範囲と計算方法です。PCEには、家計が直接支払うものに加え、雇用主や政府が家計のために負担する医療費なども含まれます。また、値上がりした商品から別の商品への買い替えも、CPIより反映しやすい仕組みです。
覚え方は、**「企業の販売価格=PPI、家計の購入価格=CPI、幅広い消費とFRBの物価判断=PCE」**です。


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