財政

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外為特会は減税財源になるか

――減税財源としての活用を弁証法により論じる結論外為特会は、まったく手を付けられない聖域ではない。しかし、円安によって生じた巨額の為替評価益を、恒久的な消費税減税の財源とみなすことも適切ではない。弁証法的な解決は、外貨準備の適正規模を検証し...
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通貨切り下げの歴史

――国家の救済策が、通貨秩序を破壊し、やがて新たな制度を生むまで通貨切り下げとは、狭義には固定相場制のもとで政府が自国通貨の公定交換比率を引き下げることである。しかし歴史的には、金銀貨の含有量削減、紙幣の増発、金本位制からの離脱、為替レート...
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絶対王政は、なぜ自らの財政基盤を破壊したのか

――ルイ14世からジョン・ローへ、ブルボン朝財政の弁証法「ルイ14世の財政支出とジョン・ローの量的緩和が、ブルボン朝の財政を破壊した」という命題は、大筋では妥当である。しかし、ヴェルサイユ宮殿や紙幣発行を単なる浪費・放漫財政として理解するだ...
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米国政府債務は倍増したが、マネーサプライも倍増したのか

結論米国の政府債務は約20兆ドル規模から40兆ドルへほぼ倍増したが、マネーサプライ(M2)は倍増していない。2020年初めを基準にすると、M2は約15.4兆ドルから、2026年7月には約23.2兆ドルへ増加した。増加率は約51%であり、2倍...
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中国の金準備積み増しと「清朝の銀流出」の歴史的教訓

結論中国による金準備の積み増しを、清朝がアヘン貿易による銀流出によって弱体化した歴史の教訓として捉える見方には、一定の説得力がある。ただし、史実を正確に表現するならば、清朝を苦しめたのは、銀流出による単純なインフレではなく、銀不足によって銀...
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日本では「円高・デフレ」の時代の方が珍しい

――通貨膨張と国家形成の歴史を弁証法的に考える結論日本史を長期で見れば、持続的な「円高・デフレ」はむしろ例外的である。幕末から戦後までの大きな流れは、財政需要の膨張→ 貨幣・国債の増発→ 通貨価値の低下→ 物価上昇→ 新しい通貨制度による安...
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日本の外貨収支の現在地――食料・エネルギー・デジタル依存と「海外資産立国」の実像

結論――日本は「貿易立国」から「海外資産収益国」へ移行している足元の日本は、モノの輸出だけで外貨を稼ぐ国ではありません。食料・エネルギー・デジタルサービスの輸入代金を、製造業輸出、インバウンド、そして巨額の海外投資収益で賄っているという構造...
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ベッセント財務長官は「米国版・村上世彰」なのか

――国家財政に市場の論理を持ち込むことの弁証法結論スコット・ベッセントが米財務長官を務めることを、「日本の財務大臣に村上世彰氏を据えるようなもの」と表現するのは、人物の経歴や思想の類似を示す比喩としては鋭い。両者とも、資産価格の歪みを見抜き...
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外為特会の利益は、どのように一般会計の財源になるのか

――外為特会と一般会計の円グラフから読み解く政府は、外国為替資金特別会計、いわゆる「外為特会」で生じた利益の一部を一般会計へ繰り入れ、政策経費などの財源に充てている。令和8年度(2026年度)の一般会計への繰入額は、約3兆1,301億円に達...
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日本の財政は本当に危機的なのか

――ドーマー条件から考える「経済成長率・実効金利・国の借金」日本の政府債務は巨額である。報道では、しばしば「国の借金は1,200兆円を超えた」と表現される。しかし、債務額が大きいだけで、直ちに財政が破綻するわけではない。重要なのは、政府債務...