2026-10

金融

MMFとMRFの違い――証券口座の待機資金をどう運用するか

**MRFは「証券口座の待機資金を自動で運用するもの」、MMFは「自分で申し込んで余裕資金を運用するもの」**と捉えるとわかりやすいです。どちらも、国債などの公社債や短期金融商品で運用する投資信託です。東証マネ部!項目MRFMMF正式名称マ...
金融

年金は増えても買えるものは減る?――マクロ経済スライドと購買力の低下

① 年金は、物価や賃金に応じて支給額を改定する公的年金は、毎年、物価や賃金の変動を踏まえて支給額を見直します。基本は、新たに受給する人は賃金、既に受給している人は物価に応じた改定ですが、賃金の伸びが物価を下回る場合は、既に受給している人も賃...
政治経済

購買力平価説と金利平価説――物価と金利で読み解く為替レート

購買力平価説は「物価」、金利平価説は「運用利回り」から為替レートを説明する理論です。「平価」とは、通貨を交換した後の価値が釣り合うことを指します。比較購買力平価説金利平価説比べるもの同じ商品・サービスを買える量同じ期間、資金を運用した収益注...
税務会計

資産管理会社の本店をバーチャルオフィスへ移す場合の実務

自宅住所の公開を避けるため、資産管理会社の本店を自宅からバーチャルオフィスへ移し、日々の業務は引き続き自宅で行う。この形には、プライバシー保護という合理的な目的があり、社会通念上、無理のある運営形態とはいえません。自社資金で有価証券を保有・...
税務会計

賞与はいつ損金になる?――賞与引当金と未払賞与の違い、法令・通達から読む要件

まず、将来の賞与を見積もって計上する「賞与引当金」は、原則として損金算入できません。一定の要件を満たして当期の損金になるのは、具体的な支給額を通知した「未払賞与」などです。前の説明も、この二つを区別して読む必要があります。1.根拠は法人税法...
税務会計

引当金はなぜ損金にならないのか――会計と法人税の違い

法人税法の引当金繰入で最も念頭に置くべきことは、「会計上、当期の費用とする合理性があること」と「税法上、当期の損金に算入できること」は別の判断であるという点です。この違いを、正・反・合の弁証法によって論じます。正――将来の負担を当期に織り込...
インデックス

米国M2の拡大はS&P500の上昇余地を示すのか――配当再投資と株価評価

M2の拡大はS&P500の中長期的な追い風になりえます。ただし、配当再投資を前提にしても、「まだ上昇余地が残っている」とM2の倍率だけから判断することはできません。 弁証法で整理すると、主張の核心は「通貨量の増加」から「企業利益の成長」へ移...
その他

指数関数と対数関数の違い――増える仕組みと、その逆算

指数関数は「何回掛けると、どれだけ増えるか」を表し、対数関数は「その大きさになるまで、何回掛けたか」を表します。 両者は、互いに逆の関係にあります。例えば、2を繰り返し掛けると、\となります。これを逆向きに問い直した「2を何乗すれば8になる...
税務会計

法人税の更正の請求と修正申告――確定済みの決算書との関係

法人税の申告後に誤りが見つかった場合、訂正する方向に応じて「更正の請求」と「修正申告」を使い分けます。両者の基本的な手続は、国税通則法に定められています。比較事項更正の請求修正申告主な対象税額が過大、還付額が過少、繰越欠損金額が過少税額が過...
税務会計

法人税の期間損益計算――債務確定・損金経理・支払要件の注意点

法人税の期間損益計算では、「どの年度の損金か」と「損金にするために何が必要か」を別々に確認することが大切です。未払でも損金になる費用がある一方、実際の支払や決算での費用計上が必要なものもあります。なお、ご質問の減価償却について、法人税では「...