ChatGPTの個人情報保護設定まとめ

情報技術

ChatGPTで個人情報の利用や外部流出のリスクを抑えるには、次の4項目を分けて管理する必要があります。

項目意味推奨設定
モデル改善会話をAIの改善・学習に利用するオフ
メモリ利用者の情報を別の会話でも参照する必要に応じて整理・オフ
接続済みアプリGmailやGoogle Driveなどと情報を送受信する不要な接続を解除
開発者モード独自アプリやMCPツールを接続する開発しないならオフ

1.モデル改善への利用を停止する

設定 → データコントロール →「すべての人のためにモデルを改善する」→ オフ

オンの場合、会話や添付内容がモデル改善に利用される可能性があります。これにより直ちに一般公開されるわけではありませんが、情報の利用目的と接触範囲が広がります。

オフにしても、通常のChatGPTの回答機能は利用できます。

2.メモリを確認・削除する

設定 → パーソナライズ → メモリ → メモリを管理

保存内容を個別または一括で削除できます。また、会話画面で次のように尋ねても確認できます。

私について何を記憶していますか?

メモリ機能をオフにするだけでは、すでに保存されたメモリは削除されません。情報を完全に消したい場合は、保存メモリと、その情報を書き込んだ元のチャットの両方を削除します。

3.接続済みアプリを解除する

設定 → アプリ/プラグイン → 接続済み

Google Drive、Gmail、Dropbox、GitHubなど、不要なサービスがあれば「接続解除」または「削除」を選びます。

接続解除は今後の通信を止める操作です。接続先サービス側にすでに保存された情報は、自動的に削除されない場合があります。必要なら、Googleなど接続先のアカウント設定からもOpenAIへのアクセス権を解除します。

4.開発者モードを無効にする

設定 → セキュリティとログイン → 開発者モード → オフ

開発者モードは、独自アプリやMCPサーバーをChatGPTに接続するための機能です。回答精度を高めたり、利用制限を解除したりする機能ではありません。

自分でアプリを開発・検証しないのであれば、オフが安全です。開発者モードで作成したアプリがある場合は、**設定 → プラグイン → 下書き(Drafts)**も確認して削除します。

個人情報を守る推奨運用

  • 氏名、住所、電話番号、メールアドレスは伏せる
  • マイナンバー、口座番号、パスワードは入力しない
  • 法人名・顧客名・家族名は「A社」「甲」「家族A」などに置き換える
  • 申告書や契約書は必要部分だけを提示する
  • 添付前に、文書の本文・ファイル名・画像内の個人情報を確認する
  • メモリと接続済みアプリを定期的に点検する

結論として、個人情報保護を優先するなら、

モデル改善をオフ、不要なメモリを削除、外部アプリを解除、開発者モードをオフ

という組み合わせが基本です。ただし、どの設定を選んでも、重要な機密情報を入力しないことが最も確実な対策です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました