金融

預金保険とは?―1,000万円の保護範囲と外貨預金・ゆうちょ銀行の注意点

銀行が破綻した際、円の普通預金や定期預金は、1預金者につき1金融機関ごとに元本1,000万円とその利息まで保護されます。決済用預金は全額保護される一方、外貨預金は対象外です。ゆうちょ銀行にも共通する仕組みと、預入限度額との違いを解説します。...
インデックス

デカルトの4つの規則で考える金とオルカン投資――確信よりも、判断の根拠を問う

明晰・分析・総合・枚挙というデカルトの4つの規則を使い、金とオルカンの収益構造やリスクを比較する。企業利益に参加するオルカンと、価値保存への需要を持つ金。両者の役割を整理し、値上がりへの思い込みに頼らない投資判断を考える。ここでは、金は現物...
倫理

身体と精神の止揚――ヘーゲルが考える「自由」とは

身体と精神の止揚とは、身体を捨てて精神だけになることではない。習慣や訓練を通じて身体と意志の対立を乗り越え、身体そのものが意志を表現するようになることである。ピアニストの指が音楽を奏でるように、自由は身体を通じて具体的に実現される。① 身体...
倫理

倫理とは何か――語源から考える、人との関わり方

倫理とは、人と人との関係において、どう生き、どう行動すべきかを示す道理です。「倫」は人間関係や秩序、「理」は物事の筋道を意味します。漢字の成り立ちを手がかりに、倫理の意味と、道徳・法律との違いを解説します。漢字の成り立ち漢字もとの意味「倫理...
政治経済

PPI・CPI・PCEの違いとは?―米国の物価指標を読み解く

PPIは企業の販売価格、CPIは消費者の購入価格、PCE物価指数は家計の幅広い消費に関する価格変動を示す。対象範囲や計算方法の違いを整理し、FRBがPCEを重視する理由や、企業側の値上がりが家計に波及する仕組みを解説する。指標日本語名何の価...
処世術

持たずに済む豊かさ――所有への依存を減らし、自由に生きる

豊かさは、所有物の多さだけでは測れない。財産や地位の維持に追われれば、選択の自由を失うこともある。大切なのは、貧困を美化することではなく、生活を支える資産を確保しながら、自分にとっての「十分」を知ること。必要以上の所有や他人の承認に依存しな...
処世術

「和を以て貴しとなす」と大和魂――調和と主体性

十七条憲法の「和」は他者との協調を説き、古典的な「大和魂」は学識を現実に生かす判断力を意味した。しかし、調和は同調圧力に、主体性は独善に転じうる。両者の歴史的な違いを踏まえ、異論を受け止める和と、他者から学び直せる主体性の統合を考える。まず...
コモディティ

金利上昇で金は暴落するのか――産業・宝飾・中央銀行が支える多面的な価値

金利上昇は、利息を生まない金の保有に逆風となる。しかし、金には産業用途、婚礼・祭礼、装飾品、中央銀行の準備資産という多様な需要がある。価格は実質金利や保有目的の異なる需要の相互作用で決まるため、金利上昇が直ちに暴落を意味するわけではない。た...
人口

人口減少は悪なのか――国家の課題と地球の利益

先進国の人口減少は、労働力不足や社会保障の負担増を招く一方、地球全体では資源消費や環境負荷を緩和し得る。国家と世界の視点を対比し、人口増加に依存せず、一人当たりの豊かさを維持する社会への転換を論じる。正――先進国の人口減少は、地球規模では望...
コモディティ

金はどこから来て、どこへ行く?―2025年の生産・リサイクル・用途を円グラフで解説

2025年の世界の金は、総供給量・総需要量ともに5,002.3トンでした。 生産・リサイクルの内訳と、用途別の需要を、それぞれ円グラフで示します。割合は重量ベースです。www.gold.org① 金の生産・リサイクル供給2025年 世界の金...